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カジノ放火事件の顛末と疑念 [リアルタイム]

マニラのNAIA3(ニノイ・アキノ国際空港・ターミナル3)の近くに
あるリゾーツ・ワールド・マニラというカジノを中心とした複合施設内で
アサルトライフルを乱射した後、ガソリンを撒いて放火するという事件が
起きた件ですが、発生当時の混乱が収拾して事件の概要がほぼ判明したと
いうのが現在の状況になっています。

casino_attack-0.jpg

まず、当初は白人の大柄な外国人がアサルトライフルを乱射してガソリン
を撒いたものの従業員、入場客には危害を加えなかったため、テロ事件と
断定することは難しいという発表がありましたが、事件の目的については
当初の発表通りにテロ事件ではなく、強盗未遂事件だという見方を変える
ことはなさそうです。(テロリストが現場で強盗をした前例はない)


白人で大柄だったはずの男は、防犯カメラの映像からフィリピン人である
ことが確認され、43歳のカトリック教徒で3人の子供がいますが仕事を
しないでギャンブル依存状態だったため、家族の要請で全てのカジノ施設
への出入りが禁じられているという男でした。

casino_attack-3.jpg

ライフルは天井に向けて威嚇発砲されたようですが、従業員が一人銃撃で
死亡したことが確認されていて、天井に向けた弾が当たったのか、狙って
当たったのかについては確認されておらず、他に火災で発生した有毒ガス
を吸った36人の従業員と入場客が死亡する大きな被害が出ています。

casino_attack-2.jpg

事件を起こした犯人は同じ施設内のホテル棟で焼身自殺をした死体として
発見されていて、放火後に強奪したチップ約2億円以上相当分も、犯人の
リュックサックの中から出てきたことにより、事件はISが主張している
テロではなく借金苦のギャンブル依存症のフィリピン人男性による単独犯
であることが結論付けられました。

casino_attack-1.jpg

警察が主張するようにテロリストが約2億円分のチップを強奪することは
過去の例からも考えにくいものの、そもそも強奪したチップを現金化する
ことも難しいと思いますが本気でお金が欲しくてやったのでしょうか?

今後もテロを続けるために、警察の判断を誤らせる目的であえてチップを
回収するという陽動作戦だったとしたら、今後のマニラ市内はテロの危険
が高まり非常に危険な状況にあると見る必要があるかも知れません。

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