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ISが拠点化を目論むミンダナオ島 [リアルタイム]

ミンダナオ島でイスラム系武装勢力が市民を人質に取ってフィリピン国軍
との戦闘に突入して三週間になりますが、事態は改善されることなく戦闘
地帯になっているマラウィ市内では武装勢力に拘束されている一般市民が
戦闘員の食事の用意や武器弾薬の運搬を手伝わされていることも判明して
テロ組織との戦闘の長期化が懸念されています。

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戦闘員たちが海外から集結し始めた際に逃げ遅れた市民が現時点で、最大
1000人程残っていて、フィリピン軍とアメリカ軍特殊部隊による攻撃
抵抗している約400人の武装勢力達が奴隷として使い、人間の盾として
使っていることにより、戦闘員に対する空爆も住宅地を完全に破壊すると
いう規模で行うことは出来ていません。


これまでの戦闘で26人の市民の死亡が確認され、兵士や警察官58人が
殉職していて戦闘員も202人が殺害されましたが、まだ完全な掃討まで
至っていない上に、近隣諸国からの新たな戦闘員の流入を完全に止める
いうことが出来ていないという指摘もあります。

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武装勢力の監視を逃れて逃げようとした市民が武装勢力による追跡されて
5人が射殺されて、8人が人質にされるということも発生していたことが
大統領報道官から発表され、市内では市民に対してコーランの暗唱を求め
それが出来ない人はキリスト教徒だと決めつけて殺害するというシリアの
ISと同様の愚行を繰り返しています。

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薬物常習者を相手に麻薬戦争を主導してきた武闘派のドゥテルテ大統領も
国際テロ組織による拠点作りに対しては、なかなか一気に殲滅するだけの
攻撃力を行使することは考えていないようで、フィリピンから近い台湾
インドネシアなども警戒を強めているのではないでしょうか。

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今年は台風の発生が少なくミンダナオ島には直接影響が出ていないことも
武装組織の活動に有利なのかも知れませんが、ミンダナオ島にISの拠点
が出来るなんてことになったら、日本からもそんなに遠くはありません。

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ドゥテルテ大統領の掃討作戦に期待したいです。

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